ザ・ミストが打ち切りになった理由|NetflixではなくSpike TV制作だった

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「ザ・ミストって結局、打ち切りなの?」

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ホラー映画好きの友人にそう聞かれて、気になって調べてみたんですが、この質問、一言で答えるのがすごく難しいんです。正直なところ、テレビシリーズとしてのシーズン2が制作されないことは確定しています。でも「打ち切り」という言葉だけでは語れない、かなり複雑な事情がありました。

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実は多くの人が「Netflixドラマ」だと思っているザ・ミストは、制作元が全く異なっているんです。そのうえ、映画版とドラマ版のストーリーは想像以上に違う。さらには視聴率・放送局の編成方針・映画版ファンからの評価など、複数の要因が重なったかたちで「シーズン2なし」という結果に至りました。

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目次

ドラマ版ザ・ミストが打ち切りになった3つの理由

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視聴率の急激な低下と広告価値の喪失

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ザ・ミストが放送されたのは2017年のこと。放送局はSpike TVというケーブルテレビ局で、当時は広告収入が主な収益源でした。重要なのは、ケーブルテレビの経営は「視聴者数 → 広告価値 → スポンサー料」という直結的な関係にあるということです。

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初回放送時の視聴者数は約120万人。悪くない数字に思えますが、その後が問題でした。シーズン1の最終話(第10話)の時点で、視聴者数は約80万人にまで低下していました。実に40万人、つまり約33%もの視聴者を失ってしまったわけです。

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さらに重大なのが、18~49歳という広告主が最も重視する層での順位です。ケーブルドラマのTop30に入ることができなかったという報道も見かけます。広告主の目線では「若年層に見てもらえていない作品」という評価になってしまうんです。これでは広告を出す価値が大幅に下がってしまいますよね。

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放送局SpikeのリブランドとParamount Network化

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ザ・ミストの打ち切りを理解するには、放送局そのものの経営判断を知る必要があります。

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2018年1月1日、Spike TVはParamount Networkへリブランドされました。つまり、ドラマが放送されていた当時の放送局「Spike TV」という名前は消滅し、全く新しい編成方針をもつメディアに生まれ変わったわけです。新しいParamount Networkの方針は、ドラマよりも映画・ドキュメンタリー・スポーツ中心へシフトするというものでした。

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ザ・ミストの打ち切りはこのリブランドの直前(2017年9月)に決定されています。つまり、経営陣が「新しい時代にはドラマのような継続的なシリーズは必要ない」という判断を下していたと考えられるわけです。

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映画版ファンからの厳しい評価と批判の相互作用

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ここまで「ビジネス的な理由」を説明してきたんですが、実はもう一つ重要な背景があります。それが映画版ファンからの評価です。

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スティーヴン・キングの短編「霧」は2007年に映画化され、当時は話題作となりました。だからドラマ版も「映画版の続き」や「映画版の設定を活かしたスピンオフ」だと期待していたファンが少なくなかったんです。

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ところがドラマ版は、キャラクター・背景設定・ストーリーとも、映画版とは全く異なる内容になっていました。気になって調べてみたところ、映画版ファンの間では「別物」「映画版とは関係ない」という評価が大勢だったようです。

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ザ・ミストはNetflixオリジナルではなかった

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ここで重要な誤解を解く必要があります。日本の視聴者の多くはNetflixでザ・ミストを見ています。だから「Netflix作品 = Netflixが制作した」と思ってしまう人がほとんどなんです。

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でも実は、Netflixが制作したわけではないんです。

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実際の制作元と配信の仕組み

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ザ・ミストの制作元はSpike TV(2018年以降はParamount Network)で、制作会社はCBS Television Studiosです。一方、Netflixはあくまで「この作品を日本向けに配信する権を購入した」というだけの立場なんです。

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Netflix配信で「Netflixドラマ」と誤解される理由

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では、なぜこんなに多くの人がザ・ミストをNetflixドラマだと勘違いしているのでしょうか。一つは単純に、日本の視聴者の多くがNetflixで見ているということです。Netflixで「ザ・ミスト」と検索すれば出てくるし、Netflixのアプリから視聴するわけですから、自然と「Netflixドラマ」と認識してしまうんですよね。

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シーズン1の結末とシーズン2が作られなかった影響

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クリフハンガーで終わった衝撃のラスト

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ドラマが打ち切りになった最大の悲劇は、シーズン1が「完結」していないということです。シーズン1の最終話(第10話)は、いわゆる「クリフハンガー」で終わります。クリフハンガーというのは、重要な謎や登場人物の運命が未解決のまま終わってしまう終わり方のことです。

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未回収の伏線と視聴者の声

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Redditやドラマ情報サイト、IMDbなどを見ると、ザ・ミストのシーズン2制作を求めるファンの声が今も残っています。「なぜシーズン2を作ってくれないのか」「あの結末のままではドラマとして成立していない」という指摘も少なくありません。

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映画版ミストとドラマ版の違い

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ストーリーと設定の大きな変更点

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ドラマ版を評価するには、映画版との違いを知っておく必要があります。映画版(2007年)の設定は、超自然的な「霧」が町を襲い、スーパーマーケットという密閉空間に追い詰められた人々の生存戦を描くというものです。

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一方、ドラマ版の設定は、舞台がスーパーマーケットではなく町全体です。登場人物も、映画版とは全く異なる複数の家族やコミュニティが描かれます。さらに重要なのは、ドラマ版での「霧の正体」が映画版とは全く異なるということです。

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それでも見る価値はあるのか?

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では、映画版を見たことがある人は、ドラマ版を見るべきでしょうか?正直なところ、これは「何を求めるか」次第だと思います。ドラマ版のストレングスはキャラクター描写の深さにあります。複数の家族の視点から町全体の様子が描かれるため、登場人物への感情移入が深くなります。

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つまり、ドラマ版は「ホラー映画としての映画版」とは異なり、「人間ドラマとしてのサスペンス作品」という側面が強いということです。映画版ファンでも、「キャラクター推し」の人なら楽しめるはずです。

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まとめ

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ザ・ミストが打ち切りになった理由は、「一つの原因」ではなく「複数の要因が重なった結果」だということが、調べてみてはっきりわかりました。視聴率の低下。放送局のリブランドと編成方針の変更。映画版ファンからの否定的な評判。そして、それらの要因が相互に作用し合って、「シーズン2は採算が取れない」という判断に至ったんです。

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「見るべきか」という問いへの答えは、あなたが何を求めているかによって変わります。ホラーとしての謎を求めているなら、ドラマ版のオープンな設定に失望するかもしれません。ですが、人間ドラマとしての深さを求めているなら、それは十分に満たされるはずです。

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