CRISISは打ち切りではなかった?ドラマの真相と視聴率・続編の可能性を解説

「CRISIS、あの終わり方って…打ち切りだったの?」

2017年に放送されたドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。小栗旬さんと西島秀俊さんのW主演で話題になったアクションサスペンスドラマですが、最終回の衝撃的な終わり方を覚えている方も多いんじゃないでしょうか。私も気になって調べてみたんですが、あの「え、ここで終わり?」という唐突なラストは、正直モヤモヤが残りました。

結論から言うと、CRISISはフジテレビから公式に「打ち切り」と発表されたことはありません。

ただし、打ち切りだと噂される理由はちゃんとあります。最終回の不自然な終わり方と、当初の期待値に対して伸び悩んだ視聴率がその主な原因です。一方で、脚本家の金城一紀さんの作風を考えると、あの終わり方は意図的だった可能性も高いんですよね。

この記事では、CRISISが打ち切りと言われる理由を具体的な視聴率データとともに解説し、最終回の真相や続編の可能性、今から視聴する方法までまとめました 😊

目次

CRISISは本当に打ち切りだったのか

まず前提として、ドラマの「打ち切り」には2つのパターンがあります。1つは放送途中で打ち切られるケース、もう1つは当初の予定より話数を減らされるケースです。CRISISは全10話で完走しており、放送途中で終了したわけではありません。では、なぜ「打ち切り」という噂が広まったのでしょうか。

「打ち切り」と言われる2つの理由

CRISISが打ち切りだと噂される理由は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、最終回の終わり方があまりにも唐突だったことです。最終回のラストシーン、テレビの画面に「緊急ニュース」と表示され、アナウンサーがニュース原稿を読み始めるところでドラマが終わります。多くの視聴者が「来週に続くのかと思った」「え、ここで終わり?」と困惑し、まるで途中で打ち切られたかのような印象を受けました。それまでの展開で広がっていた伏線や謎が回収されないまま終わったため、「これは本来もっと続くはずだったのでは?」という疑念が生まれたのです。放送直後のSNSは騒然となり、「打ち切りでは?」というツイートが大量に投稿されました。視聴者にとっては、あれだけキャラクターに感情移入していたのに、突然幕引きされた感覚だったと思います。

2つ目は、視聴率が期待値に届かなかったことです。小栗旬さんと西島秀俊さんという人気俳優のW主演ということで、当初は20%超えも期待されていました。しかし初回の13.9%がピークとなり、その後は10%前後で推移。平均視聴率は約10.6%にとどまりました。この数字自体は「打ち切り」になるほど悪くはないのですが、期待値との乖離が「失敗作」という印象につながり、「視聴率が悪くて打ち切られた」という噂に発展したのです。フジテレビの当時の状況を考えると、他のドラマも軒並み視聴率が低迷していた時期であり、CRISISだけが特別悪かったわけではありません。特に2017年のフジテレビは「視聴率三冠王」の座を失ったばかりで、局全体の勢いが落ちていた時期でした。その中でCRISISの数字だけを切り取って「打ち切り」と判断するのは、正直フェアではないと感じます。ネット上では「もし他局で放送していたら評価は違った」という声もちらほら見られました。この2つの理由が重なったことで、「CRISIS=打ち切り」というイメージが定着してしまったのです。

実際は打ち切りではなかった可能性が高い理由

では、CRISISは本当に打ち切りだったのでしょうか。調べてみると、打ち切りではなかった可能性のほうが高いと考えられます。

まず、脚本を手がけた金城一紀さんの作風に注目する必要があります。金城一紀さんは「SP 警視庁警備部警護課第四係」の脚本家としても知られていますが、SPもまたドラマの最終回で物語が完結せず、映画版に続く形で終わっています。つまり、「ドラマで伏線を広げ、続編で回収する」というのは金城一紀さんの得意な手法なんですよね。CRISISの最終回も、この流れで「意図的に」あのような終わり方をした可能性が十分にあります。

次に、制作側の発言も参考になります。プロデューサーは続編の制作に意欲を示しており、最終回は「続編への布石」として設計されていたことがうかがえます。もし視聴率の問題で急遽打ち切りになったのであれば、せめてストーリーに一定の区切りをつけるのが通常の対応です。あえて「緊急ニュース」という謎めいた終わり方をしたのは、続きを想定していたからだと考えるのが自然でしょう。

また、CRISISは全10話で完走しています。フジテレビのドラマで実際に打ち切りになった作品は放送中に話数が削減されるケースが多いですが、CRISISはそのような変更はありませんでした。つまり、放送スケジュール通りに10話を全うしているのです。

個人的には、「打ち切り」というよりは「続編を見越した終わり方が、続編が実現しなかったことで打ち切りに見えてしまった」というのが正確な表現だと思います。意図的な終わり方だったとしても、続編が作られなければ視聴者にとっては消化不良。この点は制作側にも反省点があるのではないでしょうか。SPが映画化で大成功した前例があるだけに、CRISISでも同じ展開を期待していたファンは多かったはずです。結果的にその期待が裏切られた形になり、「打ち切りだったのでは」という疑念がさらに強まったのだと思います。

CRISISの視聴率と評価

打ち切りの噂には視聴率が大きく関わっています。実際の数字を見ながら、ドラマの評価を振り返りましょう。

各話の視聴率推移を徹底解説

CRISISの各話の視聴率(関東地区、世帯視聴率)を見ていきましょう。第1話は13.9%と好調なスタートを切りました。関西地区では18.4%を記録しており、小栗旬さんと西島秀俊さんという豪華キャストへの期待の高さがうかがえます。

しかし第2話で11.2%に下落。第3話で12.0%に持ち直したものの、第4話では8.4%と大幅にダウンしました。この第4話の落ち込みは特に目立っており、裏番組の影響もあったとされています。第5話以降は10%台前半で安定し、第5話10.3%、第6話10.2%、そして最終回(第10話)は10.5%という結果でした。

平均視聴率は約10.6%。2017年の連続ドラマとしてはけっして低い数字ではありません。当時のフジテレビは視聴率が低迷しており、月9ドラマでさえ10%を切ることがあった時期です。そう考えると、CRISISの10.6%という数字は「可もなく不可もなく」というのが正直な評価です。

ただし、問題は期待値との差です。小栗旬さんと西島秀俊さんのW主演、「SP」の金城一紀さん脚本、本格的な公安アクションドラマという触れ込みから、20%超えを期待する声もありました。この期待値と実際の視聴率のギャップが、「不振」「期待外れ」という印象を生み、打ち切り説の一因になったと考えられます。とはいえ、口コミサイトのFilmarksではレビュー評価が高く、ドラマの質自体は多くの視聴者から支持されていました。視聴率=作品の質ではないことを、CRISISはよく表していると思います。視聴率が振るわなかった理由としては、火曜21時という放送枠の競争の激しさや、ストーリーの複雑さが一般視聴者に敬遠された面もあったようです。公安ドラマという題材自体が、幅広い層に刺さりにくいジャンルだったことも影響しているかもしれません。ただ、録画率やネット配信の再生回数を含めると実際のファン層はもっと厚く、数字だけでは測れない人気があった作品です。

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小栗旬×フジテレビの確執の真相

CRISISの打ち切り説を語る上で避けて通れないのが、小栗旬さんとフジテレビの「確執」の噂です。

2017年7月、週刊新潮が「小栗旬、”フジのドラマには二度と出ない”の激怒」という記事を報じました。この記事によると、CRISISの第4話で小栗旬さんが演じる稲見のトラウマシーンがカットされたことに小栗旬さんが激怒し、「フジテレビのドラマには二度と出ない」と絶縁宣言をしたとのことでした。

この報道は大きな反響を呼び、「小栗旬がフジテレビと揉めたからCRISISは打ち切りになった」「続編が作れないのは確執のせい」という噂が広まりました。確かに第4話は視聴率が8.4%と最も低い回であり、シーンのカットが作品の質に影響した可能性はあります。

ただし、重要なのは小栗旬さん本人がこの報道を否定していることです。小栗旬さんはその後のインタビューで、「絶縁宣言はしていない」と明確に否定しています。週刊誌の報道がすべて事実とは限りませんし、シーンのカット自体はドラマ制作ではよくあることです。放送時間の制約や演出上の判断でシーンが削られることは珍しくありません。

とはいえ、この報道がCRISISの続編が実現しない一因になっている可能性は否定できません。たとえ本当に確執がなかったとしても、「あるかもしれない」というイメージが制作判断に影響を与えることはあり得ます。また、小栗旬さんは2018年以降ハリウッドでの活動も増え、国内ドラマへの出演機会自体が減っています。仮に確執がなくても、スケジュール的に続編が難しい状況にあることは間違いありません。正直なところ、真相は当事者しかわからないのですが、「絶縁宣言」という極端な話は週刊誌の脚色が入っている可能性が高いと個人的には思います。なお、小栗旬さんはCRISIS以降もフジテレビ系列の番組に出演しており、完全に関係が断絶しているわけではないことは付け加えておきます。ドラマの出演がないのは事実ですが、それだけで「確執がある」と断定するのは早計でしょう。

CRISISの最終回と続編の可能性

ここからは、多くの視聴者がモヤモヤしている最終回の内容と、続編の可能性について整理します。

最終回「緊急ニュース」の意味と結末

CRISISの最終回(第10話)は、2017年6月13日に放送されました。タイトルは「規格外のラストにあなたは戦慄する」。このキャッチコピー通り、本当に戦慄するラストでした。

最終回のストーリーを簡単にまとめると、特捜班の元メンバーである結城(野間口徹さん)がテロを計画し、総理大臣の暗殺を企てます。結城は稲見(小栗旬さん)の元自衛隊時代の仲間であり、恋人の死の真相が政府に隠蔽されていたことへの復讐が動機でした。稲見は結城と対峙し、逮捕に成功しますが、移送中に武装警察に射殺されてしまいます。背後には総理大臣と公安の闇が。

そして問題のラストシーンです。テレビ画面に「緊急ニュース」が表示され、アナウンサーがニュース原稿を読み始めたところでドラマが終了します。この「緊急ニュース」の内容は一切明かされません。稲見たち特捜班のメンバーが何らかの行動を起こした結果のニュースなのか、それとも別の事件なのか。すべては視聴者の想像に委ねられました。

この終わり方は、脚本家の金城一紀さんがSPシリーズでも使った手法です。SPも最終回で物語が完結せず、その後の映画版「SP THE MOTION PICTURE 野望篇/革命篇」で続きが描かれました。CRISISも同じ構想があったのではないかと考えられています。

最終回のもう一つの衝撃は、特捜班メンバーの「闇堕ち」とも取れる描写です。正義のために戦ってきたはずの彼らが、組織の闇に触れたことで変容していく姿は、見ていて不安になるような演出でした。この「正義とは何か」という問いかけが、CRISISの本質的なテーマだったのだと振り返ると感じます。金城一紀さんの脚本は単なるアクションドラマではなく、国家権力と個人の正義の対立という深いテーマを描いており、最終回はその集大成とも言える内容でした。見終わった後にしばらく考え込んでしまうような、そんな重みのあるラストだったのは確かです。

続編・シーズン2・映画化の可能性

CRISISの続編について、気になって調べてみたんですが、結論から言うと現時点で続編の公式発表はありません。

ただし、続編の構想自体は存在していたようです。脚本家の金城一紀さんはもともと続編を想定しており、プロデューサーも続編制作に前向きな発言をしていたと報じられています。SPのように「ドラマ→映画」という展開を考えていた可能性は十分にあります。

では、なぜ続編が実現していないのか。最も大きな理由は、キャストのスケジュール調整の困難さです。小栗旬さんは2018年からハリウッド映画「ゴジラvsコング」への出演など国際的な活動が増え、西島秀俊さんも「きのう何食べた?」シリーズをはじめ多忙を極めています。田中哲司さん、野間口徹さん、新木優子さんといった共演者もそれぞれ活躍の場を広げており、全員のスケジュールを合わせるのはかなり難しい状況です。

2つ目の理由として、制作コストの問題があります。CRISISは本格的なアクションシーンが売りのドラマで、銃撃戦や格闘シーンの撮影には多大な時間と費用がかかります。テレビドラマの制作費が全体的に厳しくなっている中で、同等のクオリティを維持するのは簡単ではありません。

3つ目として、前述の小栗旬さんとフジテレビの確執の噂も影響している可能性があります。事実かどうかは別として、このような噂が存在すること自体が制作を難しくする要因になり得ます。

放送から既に9年近くが経過しており、正直なところ続編の可能性は年々低くなっていると言わざるを得ません。ただし、近年はNetflixやAmazon Primeなど配信プラットフォームでの制作が増えており、地上波にこだわらなければ可能性はゼロではないかもしれません。実際、同じく金城一紀さんが脚本を手がけた「SP」は地上波放送から3年後に映画化が実現しました。CRISISの場合は9年というブランクが大きいですが、ファンの根強い支持は今も続いています。SNSでは定期的に「CRISIS続編希望」の投稿が見られ、配信サービスでの視聴者も増えていることから、需要自体はあると言えるでしょう。

CRISISを今から見る方法

最終回の真相を自分の目で確かめたい方のために、現在CRISISを視聴できる方法をまとめました。

配信サービスと視聴ガイド

CRISISは複数の動画配信サービスで視聴できます。2017年のドラマですが、根強い人気があるためか、現在も多くのプラットフォームで配信されています。

まず、Amazon Prime Videoでは見放題で配信されています。Prime会員であれば追加料金なしで全10話を視聴できるので、すでにPrime会員の方にはこれが一番手軽な選択肢です。Prime Videoは月額600円(税込)で、30日間の無料体験もあります。

Huluでも配信されており、こちらも見放題です。Huluは月額1,026円(税込)で、海外ドラマや国内ドラマが充実しています。CRISISだけでなく他のドラマも一緒に楽しみたい方にはおすすめです。

TELASAでも視聴可能です。また、TVerでは一部のエピソードが無料で配信されていることがありますので、まずは無料で試したい方はTVerをチェックしてみてください。

全10話で、1話あたり約54分。すべて見ても約9時間なので、週末に一気見するのにちょうどいいボリュームです。アクションシーンが見どころなので、できればスマホではなくテレビやタブレットの大きな画面で見ることをおすすめします。小栗旬さんと西島秀俊さんのアクションは迫力があり、画面の大きさで没入感がかなり変わります。

個人的には、最終回の真相を知った上で見返すと、また違った発見があると思います。1話1話に散りばめられた伏線やキャラクターの微妙な変化に気づけるので、2周目の視聴も楽しいですよ。「打ち切り」の真相を知った今、あなたはあの最終回をどう感じるでしょうか。配信サービスの詳細は変更される可能性があるので、視聴前に各サービスのサイトで最新情報を確認してみてください。なお、CRISISの前に「SP 警視庁警備部警護課第四係」を見ておくと、金城一紀さんの世界観がより深く理解でき、CRISISの楽しさが倍増します。SPとCRISISは直接のつながりはありませんが、「特殊部隊 × 政治の闇」というテーマが共通しており、SPファンならCRISISは間違いなくハマる作品です。

まとめ

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班は、フジテレビから公式に「打ち切り」と発表された事実はありません。「打ち切り」と言われる理由は、最終回の唐突な終わり方と、期待値に対して伸びなかった視聴率が主な原因です。

ただし、脚本家の金城一紀さんの作風や制作側の続編への意欲を考えると、あの終わり方は続編を見据えた意図的なものだった可能性が高いです。続編が実現しなかった結果として「打ち切り感」が残ってしまったのが実情でしょう。

CRISISは現在、Amazon Prime VideoやHuluなど複数の配信サービスで視聴できます。小栗旬さんと西島秀俊さんの本格アクション、そして考えさせられる衝撃のラストは、今見ても十分な見応えがありますよ 🎬

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